こんにちは、鉄道ファンの皆さん。今回は千葉県のローカル私鉄「いすみ鉄道」を紹介したいと思います。
いすみ鉄道は、JR外房線の大原駅から大多喜駅までを結ぶ単線非電化のローカル線です。かつては国鉄木原線という路線でしたが、1988年に第三セクター鉄道として開業しました。
この鉄道の最大の魅力は、美しい田園風景の中を走るという点です。車窓から広がる田んぼや畑、小さな集落は、都会の喧騒を忘れさせてくれます。特に春は菜の花が一面に咲き誇り、一面黄金色に染まります。
また、いすみ鉄道には個性的な車両が揃っています。中でもおすすめなのが、キハ52形気動車。この車両は国鉄時代から活躍していたディーゼルカーで、レトロな雰囲気が漂います。中にはムーミンキャラクターが描かれた特別塗装の車両もあり、ファンにはたまりません。
沿線には見どころもたくさんあります。大多喜駅近くには、江戸時代の城跡である大多喜城趾公園があります。また、夷隅川沿いには「小湊鉄道」という別のローカル線が走っており、乗り継いで旅を楽しむこともできます。
いすみ鉄道は、鉄道ファンだけでなく、ゆったりと旅をしたい方にもおすすめの路線です。ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。
最後に、いすみ鉄道に乗車する際の注意点があります。列車の本数は少ないので、時刻表を事前に確認してから出かけるようにしましょう。また、車内は禁煙です。
それでは、素敵な鉄道旅をお楽しみください!