皆さん、聞いたことありますよね? セアカゴケグモ。
名前からして恐ろしげなこのクモですが、いったいどんな種類で、どれくらい危険なのでしょうか?
セアカゴケグモとは
セアカゴケグモは、体長が1.5~2センチほどの小型のクモです。一見すると真っ黒ですが、腹部の下面が朱色で、それが名前の由来になっています。
もともとオーストラリア原産のクモで、1988年に大阪で初めて発見されました。その後、日本各地に広がり、現在では全国的に生息しています。
セアカゴケグモの毒
セアカゴケグモ最大の恐怖と言えば、やはりその毒です。このクモの毒は神経毒で、咬まれると激しい痛みを感じます。重症の場合には、吐き気、嘔吐、発熱、めまい、意識障害などの症状を引き起こすこともあります。
ただし、セアカゴケグモは基本的に大人しく、滅多に人間を咬みません。咬まれるのは、誤って踏みつけたり、巣を壊したりしたときなどがほとんどです。
セアカゴケグモの対処法
もしセアカゴケグモに咬まれたら、すぐに医療機関を受診してください。治療には抗毒素が使用されます。
また、セアカゴケグモの巣を見つけても、不用意に近づいたり、壊したりしないでください。巣を見つけたら、市役所に連絡しましょう。
まとめ
セアカゴケグモは確かに毒を持っていますが、過剰に恐れる必要はありません。正しい知識を持ち、冷静に対処すれば、咬まれるリスクは最小限に抑えられます。
これから夏本番。バーベキューやキャンプなどのアウトドア活動が増える季節ですが、セアカゴケグモにも注意を払って、楽しい時間を過ごしましょう!