この病気、あなたは大丈夫?くも膜下出血のリスクを知っていますか?



くも膜下出血



くも膜下出血とは

くも膜下出血とは、脳を覆っている「くも膜」という薄い膜の下で、血管が破れて出血する病気です。突然激しい頭痛や吐き気が起こり、命に関わることもあります。

リスクが高い人は?

* 高血圧
* 喫煙
* 大量飲酒
* 脳動脈瘤
* 家族にくも膜下出血の既往がある

症状

* 突然の激しい頭痛(今まで経験したことのないような痛み)
* 吐き気、嘔吐
* 視覚障害(片目だけ見えにくい、視野が欠けるなど)
* 麻痺(体の右側または左側が動かなくなったり、しびれたりする)
* 意識障害(ボーッとしたり、反応が鈍くなったりする)

治療

くも膜下出血は緊急性の高い病気です。すぐに病院で治療を受ける必要があります。治療法は、脳動脈瘤がある場合は塞栓術やクリッピング術、出血を止めるための手術などが行われます。

予防

* 血圧をコントロールする(適度な運動、減塩、禁煙)
* 禁煙
* 過度の飲酒を避ける
* 脳ドックで脳動脈瘤の有無をチェックする

大切なのは早期発見

くも膜下出血は早期発見が救命に繋がります。少しでも気になる症状があれば、すぐに病院を受診してください。日頃から血圧コントロールや禁煙など、予防策をしっかりと行いましょう。