アップル--果実じゃない？

アップル--果実じゃない？

果実じゃないフルーツ

「アップルは果実じゃない」って、本当ですか？実は、アップルの分類は少し複雑なんです。植物学的には、アップルはバラ科のバラ属に属する果実ですが、厳密には果実じゃない部分もあるんです。

アップルの構造

アップルは、3つの部分から構成されています。
1. 外皮：赤い部分で、果肉を保護する役割があります。
2. 果肉：甘くてジューシーな部分で、実を食べている部分です。
3. 芯：種が入っている中心部分で、果実じゃない部分です。

芯が果実じゃない理由

植物学では、果実は「受粉後に子房が成熟したもの」と定義されています。一方で、アップルの芯にある種は、受粉前の胚珠が発達したもので、子房ではありません。そのため、芯は果実ではなく、「偽果」と呼ばれる分類に入ります。

偽果ってなに？

偽果は、果実のように見えるけど、実は子房以外の部分が発達したものです。他の偽果の例としては、イチゴやバナナがあります。

まとめ

つまり、アップルは植物学的には果実ですが、芯の部分は偽果です。でも、日常会話では「アップルは果物」と言って問題ありません。だって、甘くておいしいし、果物みたいなものだから。