カイロスロケット、ついに打ち上げへ




ついに、民間開発の小型ロケット「カイロス」が打ち上げられる。
長年待ち望まれてきたこの瞬間。ドキドキ、ワクワクが入り混じる。
カイロスロケットは、和歌山県串本町の宇宙港「スペースポート紀伊」から打ち上げられる。打ち上げ予定日は12月15日午前11時。
このロケットには、日本の宇宙産業の未来がかかっている。成功すれば、日本は世界で数少ないロケット打ち上げ能力を持つ国になる。
ロケットの開発は、宇宙ベンチャー企業「スペースワン」が中心となって行ってきた。
スペースワンは、東京大学発のベンチャー企業で、ロケット開発の専門家が集まっている。カイロスロケットは、彼らの技術の結晶だ。
ロケットの全長は約12メートル、直径は約1.5メートル。重さ約2トン。
衛星を軌道に乗せることができる能力を持ち、今回は5機の衛星を搭載している。
打ち上げの成功は、日本の宇宙産業に大きな弾みをつけることになるだろう。
ロケットの開発に携わった人々の努力が報われる瞬間。そして、日本の宇宙産業が新たな時代を迎える瞬間。
カイロスロケットの打ち上げを、ぜひ見守ってほしい。
日本の宇宙産業の未来が、ここから始まる。