みなさんはセアカゴケグモをご存知でしょうか?オーストラリア原産の毒グモで、現在は日本にも分布しています。セアカゴケグモは体長わずか10mmほどと小型ですが、その毒は非常に強力で、咬まれると激痛を伴うほか、最悪の場合、死に至ることもあるのです。
セアカゴケグモは、住宅地や公園、空き地などの草むらや木の根元などに生息しています。黒っぽい体色に赤い帯状の模様があるのが特徴で、草むらの中でひっそりと潜んでいます。
セアカゴケグモに咬まれると、最初は小さな赤い斑点ができるだけです。しかし、時間が経つにつれて、激痛が徐々に広がり、発熱、嘔吐、けいれんなどの症状が出ることがあります。重症例では、呼吸困難や心不全を起こし、死亡することもあります。
セアカゴケグモに咬まれた場合、すぐに医療機関を受診してください。セアカゴケグモの毒に対する抗血清があり、早期に処置を受ければ命を落とすことはほとんどありません。
セアカゴケグモは危険な毒グモですが、決して珍しい存在ではありません。草むらや木の根元には近づかないように注意し、咬まれないように気をつけましょう。また、セアカゴケグモを見つけた場合は、むやみに触ったりせずに、駆除業者に相談してください。
セアカゴケグモに咬まれないための対策
セアカゴケグモは確かに危険な毒グモですが、適切な対策を講じることで、咬まれるリスクを最小限に抑えることができます。草むらや木の根元に近づかない、虫除けスプレーを使うなど、自分自身と家族を守るための予防策を講じましょう。