コンビニエンスストア最大手セブン&アイホールディングスが、2023年3月1日に「7&i」へ社名変更することを発表しました。これは、創業以来約100年ぶりの大規模な社名変更となります。
セブン&アイホールディングスは、セブン-イレブン、イトーヨーカ堂、西武百貨店などを傘下に持つ総合小売業グループです。近年はコンビニ事業の成長が著しく、グループ全体の売上高の約7割を占めるまでになっていました。
社名変更の理由について、セブン&アイホールディングスは「コンビニ事業のさらなる強化と、グループ全体のブランドイメージの統一を図るため」と説明しています。
新しい社名「7&i」は、「セブン-イレブン」の「7」と、「Innovation(革新)」や「Integration(統合)」を表す「i」を組み合わせたもので、グループが「コンビニ事業を中心に、新たな価値を創造し、顧客に寄り添う企業」を目指すという意味が込められています。
今回の社名変更は、セブン&アイホールディングスにとって大きな転換点となるでしょう。グループが今後どのような戦略で事業を展開していくのか、注目が集まるところです。