は、9月16日に中山競馬場で行われる、3歳限定の重賞レースである。レース距離は2200メートルで、菊花賞のトライアル競争として位置付けられている。
レース名は、セントライトの馬主であった前田幸治に由来する。セントライトは1941年に阪神競馬場でデビューし、同年の朝日杯3歳ステークスを優勝。翌1942年には東京優駿を制覇した。その後、種牡馬となったセントライトは多くの優秀な産駒を輩出し、日本の競馬界に大きな影響を与えた。
セントライト記念は、1995年に創設された比較的新しい重賞レースである。当初は札幌競馬場で行われていたが、1997年からは中山競馬場で行われている。
セントライト記念の優勝馬からは、その後菊花賞を制覇した馬も数多く出ている。近年の例では、2016年の菊花賞馬サトノダイヤモンドが、同年のセントライト記念で優勝している。
2023年のセントライト記念は、9月16日に中山競馬場で行われる。
「優勝馬は、菊花賞への弾みがつく」との見方が強い。
◎レーベンスティール
前走の朝日杯フューチュリティステークスでは、2番人気ながら優勝。世代トップクラスの実力を持っている。
◯ダノンベルーガ
前走の札幌2歳ステークスでは、3番人気ながら優勝。重賞2連勝中の勢いがある。
▲ソールオリエンス
前走のラジオNIKKEI賞では、1番人気ながら2着に敗れた。しかし、前々走の皐月賞では3着しており、実力は高い。
△ジオグリフ
前走の日本ダービーでは、1番人気ながら4着に敗れた。しかし、前々走の皐月賞では優勝しており、巻き返しに期待がかかる。
△イクイノックス
前走の天皇賞(春)では、1番人気ながら3着に敗れた。しかし、前々走の皐月賞では2着しており、巻き返しに期待がかかる。