センバツ




甲子園球場の開会式を毎年楽しみにしています。各校の選手たちが入場行進をする姿を見ると、毎年心が震えます。今年の春は、とくに感動的な開会式だったと思います。
今年は、昨年の夏の覇者である仙台育英高校がセンバツにも出場しました。仙台育英の選手たちが入場してきたとき、スタンドから大歓声が上がりました。キャプテンの古川君が堂々と入場行進を先頭に立っている姿は、とても頼もしかったです。
試合も白熱した展開で、優勝候補同士の対戦は手に汗握るものでした。延長戦までもつれ込む大接戦の末、東海大相模高校が優勝を勝ち取りました。東海大相模の選手たちの喜びの表情が忘れられません。
しかし、この大会で最も感動したのは、敗れてしまったチームの選手たちの姿でした。準優勝した明徳義塾高校の選手たちが、東海大相模の選手たちに拍手を送っている姿を見て、とても心温まりました。
また、大阪桐蔭高校の選手たちが、敗戦後のインタビューで涙を流していた姿も印象的でした。彼らの悔しさと、それでも最後まで諦めずに戦った姿勢に、胸を打たれました。
甲子園は、高校野球の聖地です。毎年多くのドラマが生まれ、感動を与えてくれます。今年のセンバツも、そんな大会の一つだったと思います。
春のセンバツが終わり、次は夏の甲子園が待ち遠しいです。高校球児たちの熱戦が、また私たちに感動を与えてくれることでしょう。