ドラフト会議でDeNAから指名された竹田祐の苦節




今年のドラフト会議で、横浜DeNAベイスターズから1位指名を受けた竹田祐選手は、苦しい時代を乗り越えてきた。
竹田選手は大阪の履正社高校時代、2017年のセンバツ大会で準優勝を経験するなど、高校球界のトップ選手として活躍した。しかし、高校卒業後の明治大学時代は、思うように結果が出せず、2度のドラフト指名漏れを経験した。
それでも竹田選手は諦めずに練習を続け、社会人野球の三菱重工Westに移籍した。三菱重工Westではエースとして活躍し、今季はチームを都市対抗野球大会出場に導いた。その活躍がDeNAの目に留まり、悲願のドラフト指名につながった。
竹田選手の強みは、制球力と変化球の多さだ。最速153キロの直球に、スライダー、カーブ、チェンジアップを操り、打者を翻弄する。また、バッティングでも長打力があり、高校時代には通算39本塁打を記録している。
DeNAでは、先発ローテーションの一角として期待される竹田選手。苦しい時代を乗り越えた苦労人が、プロ野球でどんな活躍を見せてくれるのか注目だ。
竹田選手の指名は、諦めずに努力を続ければ、夢は叶うということを教えてくれる。苦しいときには竹田選手の言葉を思い出し、夢に向かって頑張っていきたい。