「ヌートバー」とは何者?~メジャーリーグで活躍する日本人選手~




「ヌートバー」という名前を聞いて、ピンとくる人はいるだろうか。現在、メジャーリーグのセントルイス・カージナルスで活躍する、日本人外野手である。


ヌートバーの本名はラース・ヌートバー。1993年7月13日生まれで、米国カリフォルニア州ロサンゼルス出身。父親がアメリカ人で、母親が日本人。幼少期から野球に親しみ、高校時代は名門ウッドブリッジ高校でプレーしていた。

高校卒業後は、カリフォルニア大学アーバイン校に進学。大学でも野球部に所属し、外野手として活躍した。2018年のMLBドラフトでカージナルスから8巡目に指名を受け、プロ入りした。

  • メジャーリーグでの活躍

ヌートバーは、2021年にメジャーデビューを果たした。ルーキーイヤーは、主に代打として出場し、16試合で打率.273、1本塁打、5打点を記録。2022年はブレイクスルーのシーズンとなり、107試合に出場し、打率.321、14本塁打、46打点を記録。オールスターゲームにも初出場し、日本人外野手としては史上6人目の快挙となった。

プレースタイル


ヌートバーのプレースタイルは、俊足好守が持ち味。守備では、外野の3ポジションをすべて守れるユーティリティープレイヤーで、特に中堅手の守備が評価が高い。

打撃では、コンタクト能力が高く、ミートがうまい。広角に打ち分けることができ、バッティングフォームも美しい。

  • 日本代表での活躍

ヌートバーは、日本代表としてもプレーしている。2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場し、日本代表の優勝に貢献した。WBCでは、打率.286、1本塁打、3打点を記録し、ベストナインに選出された。

  • 私生活

ヌートバーは、現在、米国人のステファニーさんと結婚しており、一児の父親である。日本語も堪能で、日本文化にも親しみがある。趣味はサーフィンで、オフシーズンはよく海に出かけている。

まとめ


ヌートバーは、米国生まれの日本人メジャーリーガー。俊足好守の外野手で、高いコンタクト能力を持つ。日本代表でも活躍し、2023年のWBCではベストナインに選出された。私生活では、米国人の妻と一児の父親であり、日本語も堪能である。

今後ますます活躍が期待される、注目株の日本人選手である。