北海道沖で領空侵犯したロシア軍機に対して、航空自衛隊の戦闘機が初めて「フレア」を使用して警告を実施しました。
フレアとは、通常は敵の赤外線誘導ミサイルから逃れるために戦闘機が射出するもので、領空侵犯に対しては無線をより強く警告意思を伝える措置として使用されます。
今回のケースでは、ロシア軍機が3回にわたって領空を侵犯したため、航空自衛隊のF15とF35戦闘機が緊急発進し、フレアを射出して警告を行いました。
防衛省はロシアに対し極めて厳重に抗議し、再発防止を求めました。