ホヤって何か知ってる?グロテスクな見た目から「海のモスラ」とか「宇宙人の卵」なんて呼ばれることもあるけど、実は宮城県を中心とした東北地方で愛されている郷土料理なんだ。
見た目はちょっとアレだけど、味は意外といける。見た目のインパクトとは裏腹に、磯の香り漂うクリーミーな味わいで、海のイヤホンと呼ばれるほど。
ホヤは大きく分けて2種類あって、旬はそれぞれ違うんだ。4月から6月に獲れる「ボイルホヤ」は、そのままでも刺身でも食べられて、歯ごたえがあってさっぱりした味わい。7月から9月に獲れる「塩辛ホヤ」は、塩漬けにして発酵させてあって、濃厚な旨味で酒の肴にぴったり。
ホヤを食べる時は、まずは見た目にとらわれず、勇気を持って一口食べてみてほしい。その独特な味わいに、ハマっちゃうかもしれないよ。