ボルダリングが趣味な私は、東京オリンピ

ボルダリングが趣味な私は、東京オリンピックでスポーツクライミング複合が行われると知り、とても興奮しました。
ボルダリングとは、ロープやハーネスを使わずに低めの壁を登るスポーツです。複合とは、スピード、ボルダリング、リードの3つの種目を合わせて競うものです。
スピードは、高さ15メートルの壁をいかに早く登れるかを競います。ボルダリングは、決められたルートをミスなくどれだけ登れるかを競います。リードは、ロープとハーネスを使って高さ12メートルの壁をできるだけ高く登れるかを競います。
私はこれまでボルダリングしかやったことがなかったので、スピードとリードは初めて見ました。スピードは、クライマーの敏捷さと瞬発力を試す、とてもエキサイティングな競技でした。一方、リードは、クライマーの持久力と技術力を試す、より戦略的な競技でした。
複合は、3つの種目をすべてこなす必要があるので、クライマーの総合的な能力が問われます。優勝したのは、スピード、ボルダリング、リードのいずれでも高いレベルで戦えるオーストリアのヤコブ・シュバート選手でした。
スポーツクライミング複合は、東京オリンピックの新しい競技でしたが、すぐに人気の競技となりました。クライマーのスキルと運動能力を最大限に引き出す、エキサイティングでダイナミックな競技です。
東京オリンピックでは、日本人選手がメダルに届きませんでしたが、今後はさらに強化されて、次のオリンピックで活躍してくれることを期待しています。ボルダリングが趣味の私にとって、スポーツクライミング複合がオリンピック競技になったことは、とても喜ばしいことです。これからも、この競技の成長を見守っていきたいと思います。