マダニ感染症「あなたも注意して!」




マダニは、小さなクモに似た節足動物で、草むらや森などに潜んでいます。この小さな生き物が、実は深刻な病気の原因となることがあるんです。

マダニは、吸血によって病原体を媒介します。代表的なマダニ感染症には、

  • ライム病
  • 日本紅斑熱
  • 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
があります。

これらの病気は、それぞれ異なる症状が現れます。

ライム病は、マダニに刺されて1週間から1か月後に、発疹、発熱、倦怠感などの症状が現れます。日本紅斑熱は、発熱、頭痛、筋肉痛などの症状が特徴で、ライム病よりも急速に発症します。SFTSは、発熱、嘔吐、下痢などの症状に加え、血小板の数が減少する危険な病気です。

マダニ感染症は、命にかかわることもあるため、予防が重要です。

対策としてできること:

草むらや森に入る時は、長袖長ズボンを着用する。
  • 肌の露出を減らす。
  • 虫除けスプレーを使用する。
  • 帰宅後、マダニが体についていないか確認する。
  • マダニに刺されてしまった場合は、すぐに医師に相談してください。早期診断・治療が大切です。

    マダニ感染症は、正しく予防すれば防ぐことができます。アウトドアを楽しむ際は、ぜひ対策をして、健康を守りましょう。

    「マダニに注意!」の意識を高めて、大切な人を守ってください。