「七草がゆ」で無病息災を祈ろう!
1月7日の人日の節句にいただく「七草がゆ」。七草を入れたお粥を食べることで、その一年を元気に過ごせるといわれています。春の七草は、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ。全て早春に芽吹くことから「邪気を払う」とされ、江戸時代には「七草粥」を食べる習慣が定着しました。
七草がゆの作り方はとっても簡単。お米をといだ鍋に、水を加えて30分ほど浸します。七草はさっとゆでて水気を絞り、細かく刻んで鍋に加えます。あとは弱火でコトコトと煮込んで、お粥状になれば完成です。
七草がゆの七草は、どれも薬効のあるものばかり。セリは胃腸の働きを助け、ナズナは咳を鎮め、ゴギョウは高血圧に効きます。ハコベラは利尿作用があり、ホトケノザは解毒作用があります。スズナ(かぶ)は消化を促進し、スズシロ(大根)は咳止めや血行促進の効果があります。
七草がゆは、お正月で疲れた胃腸を休めるのにもぴったりです。優しい味わいで、ほっと心も温まります。ぜひ1月7日には、七草がゆで無病息災を祈ってみませんか?
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