101歳という高齢の三笠宮妃百合子さまが、再びご体調を崩されておられます。9日、それを聞きつけ、孫の彬子さまがイギリスから">急きょ帰国されました。百合子さまの病状は、全身の機能が低下しておられ、心不全の恐れがあります。しかし、ご本人は静かに過ごされているとのこと。彬子さまは、3月にも百合子さまの病気で帰国されていました。
百合子さまは、昭和天皇の弟、三笠宮崇仁親王の妃です。1960年には、長女の彬子さまが、2003年には、次女の瑶子さまが誕生されています。百合子さまは、長らく三笠宮家を支えてこられて、宮家の行事に精力的にお出ましになっておられました。また、日本赤十字社の総裁を務めるなど、社会福祉事業に献身されてきました。
彬子さまは、英国で障害者の支援活動をされていましたが、祖母の容体が悪化したため、慌てて帰国されました。彬子さまは、百合子さまをとても大切に思われています。昨年、百合子さまの100歳の誕生日の際には、ご自分が撮影された百合子さまの写真を公開し、そのお元気な様子を国民に報告されていました。
今回は、百合子さまのご容態が思わしくありません。彬子さまが急きょ帰国されたということは、相当に状態が悪いのだと推測されます。百合子さまは、とても穏やかで優しい方なので、どうかゆっくりと静かに過ごしていただけますように。そして、彬子さまも、悲しまず、祖母を支えてあげられるように、願っています。