世界幸福度ランキングって、一体何?




「世界幸福度ランキング」って、聞いたことありますか?世界中の国々の幸福度を数値化して順位付けしたもので、毎年国連の持続可能な開発ソリューション・ネットワークが発表しています。
指標は、GDP、社会的支援、健康寿命、人生の選択の自由、寛容さ、幸福感の6つ。これらの項目を点数化して総合的に評価しています。
このランキング、実は結構話題になっていて、毎年ニュースやSNSで取り上げられています。上位の国が発表されると、「やっぱりそうなんだ!」とか「意外だな〜」とか、いろんな反応があるんです。
で、今年のランキングを見てみると、なんと1位はフィンランド!フィンランドといえば、教育水準や社会保障制度が高く評価されている国ですよね。2位はデンマーク、3位はアイスランドと、北欧諸国が上位を占めています。
日本はというと、今年は54位。去年より3つ順位を落としています。うーん、ちょっと残念…。
でも、順位が下がったからといって、日本人が不幸になったわけではありません。幸福度って、経済的な豊かさだけじゃなくて、社会的なつながりとか、健康とか、いろんな要素が関係しています。
例えば、日本では高齢化が進んでいますよね。高齢になると、健康状態が悪くなったり、社会的な孤立を感じることも増えてきます。だから、幸福度が下がったのも、ある意味では仕方がないかもしれません。
かといって、このまま放置していればいいわけではありません。政府も、国民の幸福度向上に取り組んでいきたいと思います。
「世界幸福度ランキング」って、単なる順位付けではないんです。自分たちの国の幸福度を振り返るきっかけになるし、他国のいいところを学ぶきっかけにもなります。
来年は、日本も順位を上げていきたいですね!