九里亜蓮、メジャー挑戦へFA権行使




広島東洋カープのエース・九里亜蓮投手が、海外FA権を行使することが発表された。
日本プロ野球(NPB)で10年目のシーズンを終えた九里投手は、球団を通じて「もっと野球をうまくなりたい」とコメント。メジャー挑戦への意欲を表明した。
九里投手は亜細亜大学から2013年にドラフト2位で広島に入団。通算71勝を挙げ、2021年には最多勝のタイトルを獲得した実績を持つ。
今季の九里投手は開幕投手を務め、31試合に登板して8勝9敗、防御率3.11の成績を残した。しかし、チームはクライマックスシリーズ進出を逃した。
FA権を行使した九里投手には、国内外の複数球団が興味を示しているとみられている。メジャーリーグでのプレーとなれば、広島カープの同僚である鈴木誠也外野手と対戦する可能性もある。
九里投手のメジャー挑戦が実現すれば、広島カープは大きな戦力を失うことになるが、同時に選手が夢を追いかける勇気を示すことになるだろう。