今朝丸




今夏、甲子園を沸かせた高校生ドラフトの目玉・今朝丸裕喜。

報徳学園高校のエースとして、チームを2年連続で準優勝に導いた。
最速151キロの直球を武器に、甲子園通算128奪三振を記録した。まさに怪物投手である。

身長188センチ、体重80キロという恵まれた体格で、体格差とは無縁。
しなやかな腕の振りから、150キロを超える直球が繰り出される。

球場に響き渡る、唸りを上げる直球は圧巻。

真っすぐだけでなく、フォーク、カーブ、スライダーなど変化球のキレも抜群。
バッターは手も足も出ず、三振の山を築く。

将来はプロ野球を代表するエースになること間違いなし。

今秋のドラフトでは、阪神タイガースが2位で指名。
虎の黄金期を支えてきた偉大な投手の系譜を受け継ぐ、期待の星だ。

甲子園で魅せた、あの躍動感溢れる投球が、プロでも見られるのを楽しみにしたい。