仙台育英、初の甲子園ベスト4進出

宮城県仙台市にある仙台育英高校は、今夏の甲子園で悲願のベスト4進出を果たした。長い歴史を持つ同校にとって、初のベスト4入りだ。

仙台育英は、今大会で着実に力を発揮してきた。初戦の星稜戦では、主戦の古賀康誠投手が好投し、完封勝利を収めた。続く花巻東戦でも、古賀投手が粘投し、チームは接戦を制した。

準々決勝の敦賀気比戦では、仙台育英が先制点を奪われる苦しい展開となったが、その後粘り強く追いつくと、延長11回の末にサヨナラ勝ちを収めた。この試合で代打で出場した佐藤世那選手が、センター前ヒットでサヨナラの走者となった。

仙台育英の強さの秘訣は、堅実な守備とバッティングだ。チーム全体でミスを少なくし、チャンスを確実にものにする。また、長打力のある選手も揃っており、ここぞという場面で長打を放つ力がある。

ベスト4進出に貢献した選手の一人が、4番打者を務める島貫丞選手だ。島貫選手は今大会で好調を維持し、チームをけん引してきた。また、バッテリーを組む古賀投手と加藤隆聖捕手も、安定感抜群のプレーでチームを支えた。

仙台育英の甲子園での戦い

悲願のベスト4進出