伊那駅伝




高校駅伝の祭典「第51回全国高校駅伝競走大会」が12月26日(土)に静岡県袋井市で開催されました。今回は、静岡県代表として出場した佐久長聖高校の活躍をご紹介します。

佐久長聖高校は、長野県伊那市にある私立高校。駅伝の名門校として知られ、全国高校駅伝には31回目の出場を果たしました。今年は、チーム目標を「入賞」に設定し、レースに臨みました。

レース展開

レースは、佐久長聖高校のエース・竹中大仁選手が区間賞を獲得してスタートダッシュをかけました。その後も、各区間で着実に順位を上げ、中盤には7位まで浮上しました。しかし、後半に入り、上位校との差が広がり始め、最終的には12位でゴールしました。

選手たちの声

レース後、竹中選手は「チーム目標の入賞には届かなかったが、自分たちの力を出し切れた」と悔しさをにじませながらも、前向きに語りました。また、キャプテンの石田大翔選手は「この大会で得た経験を、今後の練習や生活に生かしたい」と決意を新たにしていました。

チームを支えた絆

佐久長聖高校駅伝部の強さの秘密は、チームの絆にあります。部員同士が互いに励まし合い、支え合うことで、苦しい練習にも耐え抜くことができます。大会期間中も、選手だけでなく、監督やマネージャーが一丸となってチームをサポートしていました。

全国高校駅伝は、選手たちの努力とチームの結束力が試される舞台です。佐久長聖高校の選手たちは、最後まで諦めずに走り続け、伊那の誇りを胸に、この大舞台に臨みました。これからも、彼らの活躍に期待しましょう。

伊那から全国へ

伊那市は、駅伝が盛んな地域です。佐久長聖高校以外にも、伊那西高校や伊那農業高校など、全国レベルで活躍する高校が数多くあります。こうした高校の活躍により、伊那市は「駅伝のまち」として知られるようになりました。

伊那駅伝は、伊那市の駅伝文化を象徴する大会です。毎年、市民や高校生が沿道に集まり、選手たちに声援を送ります。この大会は、伊那市の高校駅伝部の選手たちにとって、全国高校駅伝出場への登竜門となっています。

佐久長聖高校駅伝部の活躍は、伊那市の駅伝文化のさらなる発展に貢献しています。彼らから学び、未来の伊那を背負う若い選手たちが育っていくことを期待しましょう。