北村一輝、初の時代劇は「新しい挑戦」




北村一輝さんが、初の時代劇となるドラマ「浮世の画師」(NHK総合)に主演。江戸の浮世絵師・葛飾北斎の波乱の生涯を演じる。
「NHK時代劇が大好きで、出演することを夢見ていたので、今回のオファーはとてもうれしかったです。しかも、北斎さんという偉大な人物を演じられるなんて、光栄な限りです」と北村さん。
北斎といえば、葛飾北斎 富嶽三十六景で有名な絵師。しかし、北村さんは「北斎さんといえば『富嶽三十六景』が有名ですが、今回のドラマではそれ以前の北斎さんの葛藤や苦悩が描かれています」と語る。
「北斎さんは、才能はあるけども、絵が売れず、貧しい生活を送っていました。そんな中、葛藤を抱えながら、絵の道を究めていく。その姿に、今の時代を生きる僕たちも共感できると思います」
北村さんは時代劇初挑戦。「殺陣のシーンは、難しかったですね。でも、時代劇ならではの所作や言葉遣いは、新鮮で楽しかったです」と振り返る。
「時代劇は、日本の伝統文化。その一部を担えることは、俳優としてとても幸せなことです」
ドラマ「浮世の画師」は、NHK総合で3月11日(土)スタート。毎週土曜日午後8時から放送。