卒業ソングで涙腺崩壊!心に響く名曲5選





卒業シーズンの到来を告げる卒業ソングは、青春の思い出を呼び起こし、涙を誘うものが多いですよね。

今や国民的卒業ソングとして親しまれている名曲の数々ですが、実は意外な裏話が隠れているものも。今回は、そんな卒業ソングの裏側を交えながら、心に響く5曲をご紹介したいと思います。

1. 蛍光

「蛍光」は、1995年に発表された卒業ソングの定番曲。

♪蛍光灯に照らされて~♪で始まる、どこか切なさを感じさせるメロディーが特徴です。

実はこの曲、作詞を担当した秋元康さんが、高校時代の友達との別れをイメージして書いたもの。

「友達の存在がなかったら、卒業という場面に寂しさを感じなかったのでは」と問いかけるような歌詞が共感を呼び、失ったものを思い出すと今でも泣けてしまうという人が多いようです。

2. 手紙

「手紙」は、2001年に発表されたback numberの卒業ソング。

♪君が好きだと気付いたのは~あの日の帰り道~♪で始まる、まっすぐで切ない歌詞が印象的な1曲です。

実はこの曲、ボーカルの清水依与吏さんが、高校時代に片思いしていた女性に宛てて書いた手紙が元になっています。

手紙の内容は、卒業前に想いを伝えることができずに終わってしまったという、甘酸っぱくも切ないもの。

卒業式の日に手紙を渡せなかった清水さんの未練が詰まった曲だけに、失恋ソングとしても人気を集めています。

3. 旅立ちの日に

「旅立ちの日に」は、2006年に発表された合唱曲の定番曲。

♪旅立ちの日に~♪で始まる、力強いメロディーと前向きな歌詞が特徴です。

実はこの曲、もともとは1991年に発表された合唱曲「大空と大地の中で」の替え歌として生まれたもの。

原曲の♪大空と大地の中で~♪という歌詞が♪旅立ちの日に~♪へと変更され、卒業ソングとしてアレンジされました。

あえて原曲の歌詞を引き継ぐことで、先輩から後輩へと伝統が受け継がれていくようなイメージを持たせているのではないでしょうか。

4. 3月9日

「3月9日」は、2008年に発表されたレミオロメンの卒業ソング。

♪3月9日~♪で始まる、爽やかなメロディーと卒業の切なさを表現した歌詞が特徴です。

実はこの曲、ボーカルの藤巻亮太さんが、高校時代の卒業式で歌った合唱曲「贈る言葉」にインスピレーションを受けて書いたもの。

「贈る言葉」の歌詞にある「巣立つ季節、旅立つ季節~♪」というフレーズを引用し、卒業生の門出を祝福するような曲になっています。

5. 桜の季節

「桜の季節」は、2010年に発表された福山雅治の卒業ソング。

♪桜の季節に~♪で始まる、美しいメロディーと桜の季節に寄せた歌詞が特徴です。

実はこの曲、福山雅治さんが高校時代の同級生と再会したことがきっかけで書いたもの。

同級生と「卒業して何年経っただろう?」と懐かしんでいるうちに、桜の季節が卒業の季節と重なり、この曲ができあがったそうです。

幅広い世代に共感される歌詞と、福山雅治さんの優しい歌声が、卒業のセンチメンタルな気分を盛り上げてくれます。