俳優の吉沢亮が、主演ドラマ『PICU 小児集中治療室』の撮影現場で号泣したという。その理由とは・・・。
吉沢が演じるのは、PICU(小児集中治療室)に勤務する若き医師・志子田武四郎。武四郎は、同僚の救命医・矢野悠太(高杉真宙)と協力し、全国から搬送されてくる重病の子どもたちを救うために奮闘する。
そんな武四郎だが、実はある秘密を抱えている。それは、幼い頃に妹を亡くしていることだ。妹の死は武四郎にとって大きなトラウマとなっており、PICUで子どもたちを治療するたびに、そのトラウマが蘇ってくる。
そんな武四郎が、ある日、同じように幼い頃に妹を亡くした少女・美咲(高梨臨)に出会う。美咲は、重病のためPICUに搬送されてきた。武四郎は美咲と向き合い、彼女の苦しみを理解していくうちに、自分のトラウマとも向き合うことになる。
そして、武四郎は美咲を救うために必死に治療を続けるが、美咲の容態は悪化していく。武四郎は、美咲を失うかもしれないという恐怖に襲われる。ついに武四郎は、撮影現場で涙を流したという。
吉沢は、「武四郎が美咲と向き合うシーンは、自分自身のトラウマとも向き合うシーンでもありました。美咲の苦しみが、自分の妹の苦しみと重なって、涙が止まらなかったんです」と語っている。
吉沢の涙は、ドラマの重厚感と感動をさらに深めている。ドラマ『PICU 小児集中治療室』は、毎週木曜夜9時からフジテレビ系で放送中だ。