名古屋大賞典




迎え撃つは最愛の妻!

12月19日(木)、名古屋競馬場で第47回名古屋大賞典(JpnIII)が開催される。今年の名古屋大賞典は条件が大きく変わり、開催時期が3月から12月に、4歳以上によるグレード別定戦から3歳以上によるハンデ戦となった。この変更により、これまでとは異なるメンバー構成となり、注目度が高まっている。

そんな中、今年の名古屋大賞典で注目を集めているのが、ミッキーファイトだ。管理する新谷功一調教師の妻である新谷涼子騎手が騎乗し、夫婦でタッグを組んで大舞台に挑む。

新谷涼子騎手は、現役女性騎手の中で唯一の重賞制覇経験を持ち、夫の新谷功一調教師とは結婚して10年になる。普段から夫婦で競馬談議をするなど、プライベートでも仲の良い2人だ。

今回の名古屋大賞典では、新谷涼子騎手が騎乗するミッキーファイトが単勝オッズで1番人気に支持されている。ミッキーファイトは、前走の東京大賞典(G1)で5着に敗れたものの、その前は名古屋グランプリ(G2)で重賞初制覇を飾っており、地力は上位だ。

新谷涼子騎手は、「調教ではいい動きを見せてくれていますし、体調も問題ありません。いいレースができればと思っています」と自信を覗かせる。夫の新谷功一調教師も、「涼子には全幅の信頼を置いています。夫婦で力を合わせて頑張りたいと思います」と期待を寄せている。

果たして、ミッキーファイトと新谷涼子騎手のコンビは、名古屋大賞典で夫婦タッグの勝利を飾ることができるのか。レース当日の名古屋競馬場は、夫婦愛に彩られることだろう。