地価税って言葉、聞いたことありますか?あまり聞き慣れないかもしれませんが、実はめっちゃ重要な税金なんです。簡単に言うと、土地を持ってる人にかかってくる税金。土地を持ってるってことは、それだけお金持ちってことですよね。だから、お金持ちの人からちょっと税金を取って、みんなで使おうってことなんです。
日本で地価税が導入されたのは、バブル経済の真っ只中だった1992年。当時は地価が急上昇して、土地を持っているだけで大儲けできました。そこで、政府は「ちょっと待てよ、これはおかしいんじゃないか」と思って、お金持ちの人たちからガッツリ税金を取り始めたんです。これが地価税の始まりですね。
でも、バブル経済はいつか弾けます。実際、1990年代後半には地価が暴落して、地価税も凍結されました。それ以来、地価税はほとんど機能していない状態なんです。
最近では、地価税を復活させようって声が上がってます。その理由はいろいろあるんですけど、一番大きいのは格差対策。日本は世界でもトップクラスの格差社会で、お金持ちと貧乏人の差がどんどん広がってます。そこで、お金持ちから税金を取って、そのお金を貧しい人に再分配しようってことなんです。
地価税を復活させるかどうかは、まだ決まってません。でも、格差を縮小するために必要な税金であることは確か。もし地価税が復活したら、お金持ちの皆さんはちょっと覚悟しといた方がいいですよ(笑)!