この悲劇は、さいたま市の埼玉栄高校のグラウンドで16日午後11時半ごろに起こりました。軽乗用車がグラウンド脇ののり面に衝突し、横転。助手席に乗っていた同校2年の男子生徒が亡くなりました。
運転していた2年の男子生徒と、後部座席に乗っていた同級生は軽傷を負いました。警察によると、運転していた生徒は無免許だったとのことです。
事故当時、生徒たちは寮から抜け出して、グラウンドで車を運転していたようです。車には整備用のナンバープレートが付いていなかったとのことです。
この事故を受け、埼玉栄高校は17日、部活動の自粛を発表しました。また、18日に警察が学校関係者から事情を聴きました。
この悲惨な事故は、生徒たちの安全に対する認識の甘さを浮き彫りにしています。無免許運転や、深夜の外出など、生徒たちの行動が悲劇につながってしまいました。
このような事故を二度と起こさないためにも、生徒たちへの指導と、安全対策の徹底が不可欠です。また、親御さんや地域も協力して、生徒たちの安全を守る必要があります。
亡くなられた生徒のご冥福をお祈りするとともに、ご家族や関係者の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。