塩見泰隆




「塩見泰隆って誰?」って思ったそこのあなた。プロ野球選手ですよ。ロッテマリーンズの、1994年生まれの28歳。
なんで今「塩見」って名前が注目されているかというと、あの侍ジャパンの4番・村上の後を打っているんですよね。しかも、活躍しているんですよ。
去年は146試合に出場して打率.296、13本塁打。今季は開幕から4番・ライトで起用され、ここまで打率.280、4本塁打、24打点の成績を残しています。
何がすごいって、走塁がめちゃくちゃうまいんです。今季はすでに11盗塁で、パ・リーグトップを走っています。しかも、盗塁成功率が100%。盗塁のスペシャリストです。
今年はWBCでも侍ジャパンのメンバーに選ばれました。途中出場が多かったですが、ここぞという場面でバントヒットや犠牲フライなど、結果を残しました。
そんな塩見、実は一時期は外野を守れなくて、ファーム暮らしが長かったんですよ。でも、努力して守備力を向上させ、今ではチームになくてはならない存在になりました。
守備での貢献度が高い上、広い守備範囲でセンターのカバーもこなせるので、チームの守備の安定感にも貢献しています。
僕は個人的に、塩見のバッティングも好きなんです。左打者で、ボールを捉えるのが上手い。広角に打てるし、意外に長打力もあります。
特に今季の開幕戦、楽天との試合でのホームランは鮮烈でした。バックスクリーンギリギリに放り込んだ、角度のある美しいホームラン。あれは一発でファンになっちゃいました。
塩見泰隆、まだまだ伸びしろがあると思うんですよね。打撃、走塁、守備の三拍子が揃っていて、しかもまだ28歳と若い。これからがさらに楽しみな選手です。
皆さんもぜひ、塩見泰隆に注目してみてくださいね。きっとあなたも彼の虜になるはずですよ!