安田記念(2024)

今年の安田記念、優勝はあの大本命馬が制することになりました。
明け4歳馬同士の対決となりましたが、
見事に古馬を返り討ちにして、戴冠したのです。

レースはハナを奪った馬がそのまま逃げ切り
2着馬が追い込んできたものの、届かず
3着馬も馬券圏内には食い込んできましたが
人気上位馬がそのまま上位を占める結果となりました。

優勝馬は、昨年末の有馬記念を制したばかり。
その後はドバイ遠征を行い、
世界の強豪と肩を並べて戦ってきました。
帰国初戦となったこのレースでも
その強さを見せつけました。

スタートからハナを奪うと、
その後も後続を引き離す逃げを披露。
直線では追いすがる馬を振り切って、
見事な逃げ切り勝ちを収めました。
鞍上の騎手も「強い走りだった」と絶賛。
今後は秋の天皇賞やマイルチャンピオンシップなど、
さらなる活躍が期待されています。

2着馬と3着馬には、古馬勢が入りました。
2着馬は、前走のドバイターフで2着に好走した馬。
このレースでも好位追走から追い込み、
優勝馬に迫る走りを見せました。
3着馬も、昨年のこのレースで3着に入った馬。
今回も粘りの競馬で馬券圏内を確保しました。

古馬勢にとっても、このレースは重要な一戦です。
秋に向けて弾みをつけたいところでしたが、
今回は若馬の勢いに屈する形となりました。
しかし、まだまだこれからが本番。
秋のG1戦線で巻き返しを図ってくれることでしょう。

今年の安田記念は、大本命馬が優勝する順当な結果となりました。
しかし、古馬勢も健闘を見せ、
今後のG1戦線でも目が離せない存在です。
秋に向けて、さらに激戦が繰り広げられることでしょう。
今後の展開に期待しましょう。