安芸高田市ってなに?




安芸高田市って聞いたことありますか?
実は、広島県の北西部にある人口約3万人の小さな町なんです。でも、この町、侮るなかれ!広島県内では意外と有名で、知る人ぞ知る穴場的な魅力がいっぱいあるんですよ。
まずは、自然の豊かさ。安芸高田市は、中国山地に囲まれた盆地で、緑豊かな山々と清流が織りなす絶景が自慢なんです。特に、高暮山からの眺めは絶品!天気がいい日は、山頂から広島市街地まで見渡すことができます。
次に、歴史好きにはたまらないスポットが盛りだくさん。安芸高田市の歴史は古く、奈良時代には高田郡として朝廷に服属していたそうです。 その後、戦国時代には毛利元就や吉川元春などの武将が活躍し、数多くの城や寺社が建てられました。
中でも有名なのが、国宝に指定されている神楽面が伝わる正福寺。この神楽面は、平安時代後期に作られたもので、日本最古級の神楽面として知られています。また、市の北西部には、戦国時代に毛利元就が築いた可愛城の跡が残っています。
そして、安芸高田市といえば、もちろん「和紙」!この町は、日本三大和紙の一つ「高田和紙」の産地として有名です。高田和紙は、そのしなやかさと耐久性で知られ、障子紙や書道紙などに使われています。
安芸高田市には、この他にもまだまだ魅力的なスポットがあります。例えば、約400年前から続く伝統的な陶磁器「備後焼」の工房や、日本最大級のバンジージャンプ場「安芸高田バンジージャパン」など。
「安芸高田市?」と思った方も多いかもしれませんが、実はけっこう面白い町なんです。広島観光のついでにでも、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。