宮崎空港 爆発




宮崎空港で爆発、誘導路に陥没 航空機が4機直前に通過

宮崎空港(宮崎市)で2日午前8時前、滑走路と駐機場を結ぶ誘導路で爆発があり、誘導路の一部が陥没しました。けが人などの情報は今のところ入っていません。

国土交通省宮崎空港事務所によると、午前7時58分ごろ、誘導路で爆発音がして煙が上がっているのを管制官が確認しました。爆発で誘導路の一部が陥没し、長さ約7メートル、幅約4メートル、深さ約1メートルの穴が空きました。

航空自衛隊西部方面隊によると、爆発の原因は戦時中に米軍が投下した不発弾とみられています。不発弾の大きさは直径約30センチ、長さ約1メートルで、爆発の衝撃で破片が飛散したとみられます。

爆発当時、近くを4機の航空機が通過していましたが、いずれも異常はありませんでした。

宮崎空港は滑走路と駐機場を結ぶ誘導路が1本しかないため、爆発の影響で全便の発着が一時見合わせとなっています。再開の見通しは立っていません。

宮崎空港では過去にも不発弾が発見されたことがあり、周辺には今も不発弾が埋まっている可能性があります。警察と自衛隊が周辺の捜索を続けています。