宮崎 サッカー 落雷




宮崎県で行われたサッカーの試合中に落雷があり、2人が負傷する事故が発生した。
試合は高校生の男女が参加するもので、落雷があったのは試合開始からわずか数分後のことだった。
雷鳴がとどろき、稲妻が走ると同時に、ピッチ上にいた選手と観客に衝撃が走った。
2人の選手は落雷の直撃を受けたものとみられ、その場で倒れた。
負傷した2人は病院に搬送され、治療を受けている。1人は意識不明の重体、もう1人は軽傷と診断された。
試合は落雷を受けて中止となり、選手や観客は避難した。
落雷によるサッカーの試合中の負傷事故は珍しい。日本サッカー協会(JFA)によると、過去10年間で落雷による負傷事故は報告されていない。
今回の事故を受け、JFAは落雷時の避難場所などの確認を呼びかけている。
また、全国高校体育連盟(高体連)も、大会運営上の注意点を周知するよう各都道府県高体連に通知した。
落雷は予測が難しい自然現象だ。雷鳴が聞こえたら、すぐに安全な場所に避難することが大切だ。
サッカーの試合中に限らず、屋外にいるときは常に落雷に注意してほしい。