「尼神インター」という名前を聞いたとき、何を想像するだろうか?高速道路のインターチェンジ?それとも尼崎市にある何か?いや、そうではない。これは、NSC(吉本総合芸能学院)大阪校で出会ったツッコミ担当の誠子とボケ担当の渚によるお笑いコンビの名前だ。彼女たちは、その破天荒なキャラクターと唯一無二の漫才で、お笑い界に旋風を巻き起こしている。
誠子は、鋭いツッコミと圧倒的な大阪弁で会場を沸かせる。彼女のボケに対する容赦ない罵詈雑言は、観客に痛烈かつ爽快な笑いを届ける。一方、渚は、とぼけた表情でトンチキなボケを連発し、誠子を困らせる。その独特な掛け合いは、まさに「尼神インター」ならではの魅力だ。
しかし、「尼神インター」の成功の秘訣は、漫才の面白さだけではない。彼女たちのプライベートでのやり取りも、また魅力的だ。InstagramやYouTubeの動画では、二人が仲良くわちゃわちゃしている姿を見ることができる。誠子の「渚、なんしとんねん!」というツッコミと、それに応える渚の「誠子、ほっといてや!」というボケが飛び交い、見ているこちらも思わず笑顔になってしまう。
そんな「尼神インター」には、こんなエピソードがある。ある日、二人がロケでとあるお寺を訪れた。誠子は真剣に参拝していたが、渚はいつの間にか本堂の裏に消えてしまった。すると、しばらくして、渚が大きな声で「誠子ー!」と叫びながら帰ってきた。誠子が「何してたの?」と尋ねると、渚は「裏で鬼ごっこしてた!」と得意げに答えたのだ。このエピソードからもわかるように、「尼神インター」はオンでもオフでも常に面白さを追求している。
漫才という枠にとらわれず、バラエティやドラマでも活躍する「尼神インター」。彼女たちの勢いは今後も止まらないだろう。お笑い界の「尼神インター」旋風は、まだまだ続きそうだ。