れいわ新選組の山本太郎代表が、本日15日未明に緊急入院しました。公示日の同日午前に東京・JR新宿駅前で予定されていた第一声は中止となりました。
党によると、山本代表は14日夜に体調不良を訴え、病院を受診。精密検査の結果、アナフィラキシーの疑いがあることが判明し、緊急入院となりました。
山本代表は現在、治療を受けており、命に別状はないということです。退院の時期は未定ですが、公示日前後の活動をすべてキャンセルする見通しです。
山本代表の入院を受けて、れいわ新選組は予定されていた街頭演説をすべて中止しています。第一声は、山本代表の代わりに大石あきこ共同代表が務める予定です。
山本代表は、自身のX(旧ツイッター)で「皆様にご心配をおかけしております。現在は治療に専念しております。必ず元気になって戻って参りますので、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします」とコメントしています。
アナフィラキシーは、食物や昆虫の毒などのアレルゲンが体内に急激に入ることで起こる重篤なアレルギー反応です。症状は、じんましん、呼吸困難、血圧低下などが出ることがあります。最悪の場合、命に関わることもあります。
山本代表は、過去にもアレルギー反応を起こしたことがあるそうで、今回の入院もその影響ではないかとみられています。
山本代表の緊急入院は、れいわ新選組にとって大きな痛手となることが予想されます。山本代表は党の象徴的な存在であり、選挙戦でも中心的な役割を果たす予定でした。山本代表不在の中、れいわ新選組がどのように選挙戦を戦うのか注目が集まります。