福島県いわき市の温泉リゾート施設「スパリゾートハワイアンズ」を運営する常磐興産が、アメリカの投資ファンドに買収される見通しとなった。
この買収により、ハワイアンズは米国の投資ファンドの傘下に入り、経営方針や運営体制が大きく変わる可能性がある。
また、ハワイアンズの従業員や利用客にどのような影響が出るかも注目される。
常磐興産は近年、新型コロナウイルスの影響で経営が悪化していた。2021年度の決算では、最終損益が約16億円の赤字に転落している。
そのため、今回の買収は常磐興産にとって経営再建の機会となることが期待されている。
一方、買収を検討しているアメリカの投資ファンドは、ハワイアンズを日本国内だけでなく、海外にも展開する計画があるとみられている。
同ファンドは、ハワイアンズをアジア最大級のリゾート施設に成長させ、日本の観光産業に貢献したいとしている。
今回の買収については、常磐興産とアメリカの投資ファンドの間で協議が続いており、正式な発表は今後行われる見通しだ。
今後、ハワイアンズがどのような展開を見せるのか、注目が集まる。