平原政徳容疑者

福岡県北九州市で起きた中学生2人殺傷事件で、殺人未遂の疑いで逮捕された平原政徳容疑者。近隣住民からは、「普段から奇声や爆竹の騒音で迷惑をかけていた」という証言が相次いでいる。
平原容疑者は、現場から徒歩15分ほどの距離に住む43歳の無職男性。近所では、たびたび大きな声を出したり、自宅の庭で爆竹を投げたりするなど、「騒音トラブル」を起こしていたという。ある住民は、「誰かに怒鳴りつけているような声も聞こえていた」と語っている。
事件当日、平原容疑者は現場となったマクドナルドを訪れており、被害者の男子生徒と口論になった後、刃物で襲撃したとみられている。その後、現場から逃走したが、防犯カメラの映像などを分析した結果、逮捕に至った。
平原容疑者は、当初は容疑を否認していたが、その後、「確かにその行為をした」と供述している。警察では、詳しい動機や犯行状況について捜査を進めている。
近隣住民の間では、事件のショックと不安が広がっている。ある住民は、「こんな事件が起きるとは思ってもみなかった。とても怖い」と語った。また、「平原容疑者に何らかの精神的な問題があったのではないか」と推測する声もある。
警察では、事件の全容解明に向けて捜査を続けている。