御嶽海 久司(みたけうみ ひさし)は、長野県木曽郡上松町出身で、出羽海部屋所属の現役大相撲力士。本名は大道 久司(おおみち ひさし)。
父親がフィリピン人で、母親が日本人のハーフ。上松町立上松中学校卒業後は、相撲の名門校である埼玉栄高校に進学。高校時代は、団体優勝5回、個人優勝2回と輝かしい成績を残した。
高校卒業後は、東洋大学に進学。大学でも活躍し、2014年には、大学横綱とアマチュア横綱の2冠を達成。幕下付出し格で大相撲にデビューする資格を得た。
2015年3月場所で初土俵。同年11月場所で新入幕を果たした。新入幕から3場所連続で二桁勝利を挙げ、2016年7月場所で新三役(小結)に昇進。その後も順調に番付を上げ、2018年3月場所で新大関に昇進した。
大関として在位したのは7場所だったが、2019年7月場所で陥落。その後は幕内上位で相撲を取っている。
御嶽海は、突き押しが得意な力士。大柄な体格を生かした豪快な相撲が持ち味。また、負けん気の強い精神力も備えている。
大相撲界を代表する力士の一人として、今後の活躍が期待されている。