長寿番組として知られる「徹子の部屋」。その裏側には、私たちが知らない秘密がたくさん隠されています。
まず、番組のテーマソングは、意外にも徹子さんが歌っていません。作曲を担当したのはあの大御所、すぎやまこういちさん。徹子さんの歌声も素敵ですが、すぎやまさんの荘厳なメロディーも印象的です。
また、徹子さんの衣装は毎回こだわっています。派手で豪華なものが多く、「あの服はどこで買えるの?」とよく聞かれるそう。実は、徹子さんの衣装はすべて特注品。スタッフが徹子さんのイメージに合わせてデザインしているんだとか。
そして、番組では毎回ゲストに手料理をふるまっています。徹子さんは料理上手で有名ですが、実は料理の先生について特訓を受けたそうです。毎回どんなメニューが出てくるのか、ゲストも楽しみにしています。
徹子さんのトーク術は、番組の魅力のひとつ。ゲストとの会話で、さりげなく相手の深層心理を聞き出すのが上手なんです。
ある時、徹子さんがゲストに「最近、何にハマっていますか?」と聞いたところ、ゲストは「美術館巡り」と答えたそう。すると徹子さんは「どんな絵が好きなのですか?」とさらに突っ込んだ質問をしました。ゲストが「印象派」と答えると、徹子さんは「印象派の画家で誰が好きですか?」とさらに畳み掛けたんです。
この質問攻めにゲストはタジタジ。しかし、最終的にはゲストの好きな画家がセザンヌであることが判明。徹子さんの巧みな質問術によって、ゲストの意外な一面を引き出していたんです。
番組の舞台裏
番組の舞台裏も興味深いものです。収録は基本的に1日で行われ、ゲストは1時間で入れ替えられます。その間、徹子さんは休憩なしで収録に臨んでいます。
徹子さんは高齢にもかかわらず、その体力とプロ意識は驚異的。スタッフの間では「徹子さんは鉄の女」と呼ばれているそうです。
また、スタジオには「徹子のお部屋」と呼ばれる特別スペースがあります。ここには徹子さんの私物や思い出の品などが飾られており、ゲストとの談笑にも使われています。
「徹子の部屋」は、単なるトーク番組ではなく、徹子さんの人生観や生き方そのものが凝縮された番組です。いつまでも元気で、私たちに感動を届け続けてほしいですね。
みなさんも番組の裏話を聞いて、ますます「徹子の部屋」が好きになりましたか?