日本橋といえば、老舗百貨店や金融機関のビルが立ち並ぶ東京を代表する商業エリア。この日本橋に、江戸時代から続く老舗和菓子店「日本橋伊勢定」があります。
伊勢定は、あんこへのこだわりが強く、甘すぎず上品な「こしあん」が特徴。看板商品の「栗羊羹」をはじめ、どら焼き、おまんじゅうなどさまざまな和菓子を提供しています。
伊勢定は、1711年(正徳元年)に、伊勢の国(現在の三重県)から江戸(現在の東京)にやって来た伊勢屋金右衛門が日本橋に店を構えたのが始まり。当初は「伊勢屋」という屋号でしたが、後に「伊勢定」に改めました。
伊勢定は、江戸の町人文化の中で繁盛し、江戸末期には「和菓子の伊勢定」として名を馳せました。明治以降も皇室御用達となり、現在では東京を代表する和菓子店の一つとして知られています。
伊勢定の魅力は何といってもそのあんこのおいしさ。伊勢定では、北海道産の最上級の小豆を厳選して使用しており、じっくりと炊き上げて作るこしあんは、甘すぎず上品な味わいです。
また、伊勢定では、厳選した素材を使用し、伝統的な製法を大切にしています。加えて、和菓子職人の技と経験が詰まっています。そのため、一つ一つが丁寧に作られており、繊細な味わいが楽しめます。
伊勢定でぜひ味わっていただきたい和菓子をご紹介します。
日本橋伊勢定へのアクセスは下記の通りです。
住所:東京都中央区日本橋1-10-2
アクセス:
日本橋伊勢定は、江戸時代から続く老舗和菓子店で、あんこのおいしさと伝統的な製法が魅力。栗羊羹をはじめとした和菓子は、東京土産としても人気です。日本橋を訪れた際には、ぜひ伊勢定に足を運んでみてください。