日経平均ってなに？

「日経平均株価」って聞いたことあるって人、多いんじゃないでしょうか？でも、実際何なのかってイマイチ分かってない人も多いと思うんです。今日はそんな日経平均について、分かりやすく解説していきます。
株式市場の平均値
日経平均というのは、簡単に言うと、日本の上場企業の株式の価格の平均値のことです。東京証券取引所に上場している225社の株価を集めて、平均値を出しているんですよ。
なので、日経平均が上がったり下がったりするのを見れば、日本の株式市場全体が調子いいのか悪いのかが分かるんです。株式市場の「バロメーター」みたいな感じですね。
株価の平均ってどう出すの？
平均値を出すときに、ただ単に225社の株価を足して225で割ったらいいわけじゃありません。ここで登場するのが「時価総額加重平均」という計算方法です。
時価総額というのは、その企業の時価（株価×発行済み株式数）のことです。つまり、時価が大きい企業ほど、日経平均に与える影響が大きくなるわけです。時価が小さい企業はあまり影響しません。
何で225社なの？
なぜ日経平均は225社で計算されているんでしょうか？これには歴史的な経緯があります。
日経平均は元々1949年に30社で計算されていました。それが、1950年に70社、1955年に150社と徐々に増やされてきました。そして、1971年に225社に増やされ、それ以降は変わっていません。
日経平均って役に立つの？
日経平均って、投資家にとってはどういう意味があるんでしょう？
日経平均は、株式市場全体の動きを表しているので、投資の判断材料として使えます。例えば、日経平均が上がっていれば、市場全体が好調なので、株式投資に良いタイミングかもしれません。逆に、日経平均が下がっていれば、市場全体が不調なので、株式投資は様子を見たほうが良いかもしれません。
まとめ
日経平均株価は、日本の上場企業225社の株価の平均値です。時価総額加重平均という計算方法で算出され、株式市場全体の動きを表しています。投資家にとっては、株式投資の判断材料として使えます。