最低賃金って、一体いくらなのよ?




最低賃金って、よく聞くけど、一体いくらなのよ?って思う人、意外と多いんじゃないかしら?
実は、日本には全国一律の最低賃金ってものはないの。各都道府県ごとに決められているのよ。しかも、その額はバラバラ。
一番低いのは、沖縄県の820円。一番高いのは、東京都の1,072円。なんと252円もの差があるのよ!
「こんなに差があるの?」って驚く人もいるかもしれないけど、これにはちゃんと理由があるの。
例えば、東京は物価が高いでしょ?だから、同じ仕事をするのに、東京では沖縄よりもお金が必要になるわけ。だから、最低賃金にも差が出るのよ。
また、産業構造も関係してくるの。沖縄は観光業が中心なので、最低賃金が低くても、チップなどで収入を補えるのよ。でも、東京はサービス業が中心で、チップをもらう習慣がない。だから、最低賃金が高くなっているのよ。
でもね、最低賃金って、決して高いものではないの。例えば、このご時世、物価はどんどん上がっているでしょ?でも、最低賃金はなかなか上がらないの。
「えー、じゃあ、最低賃金で働いている人は大変じゃん!」と思う人もいるかもしれないけど、そうでもないのよ。
実は、日本の最低賃金は、生活保護費よりも高いの。だから、最低賃金で働いていても、最低限の生活は保障されているのよ。
もちろん、生活はカツカツかもしれないけど、それでも、働けるだけましよね。働きたくても働けない人がたくさんいるわけだし。
だから、最低賃金って、別に悪い制度じゃないと思うの。働きたくても働けない人にとっては、最低限の生活を保障するセーフティネットになるわけだし。
ただね、最低賃金がどんどん上がらないのはちょっと問題だと思うの。だって、物価はどんどん上がっているんだもん。だったら、最低賃金も上げていかないと、働いている人がかわいそうでしょ?
だから、政府には、最低賃金を適正なレベルに上げるよう求めていきたいと思います!