村上宗隆、日本人初の大リーグ5000本安打達成なるか




「世界」を相手に、日本野球の歴史に新たな1ページを刻もうとしている。巨人・村上宗隆だ。
偉業への挑戦
プロ6年目の今季、村上は開幕から爆発的な打撃を披露。7月3日時点で打率.325、本塁打24本、70打点と驚異的なペースで記録を塗り替えている。このままの調子を維持すれば、今シーズン終了時点で日本人選手として初となるシーズン50本塁打も射程圏内だ。
しかも、村上の偉業への挑戦はそれにとどまらない。大リーグ通算安打記録を目指すのだ。
大リーグへの憧れ
村上は幼い頃から大リーグに憧れを抱いていた。少年時代は、ニューヨーク・ヤンキースのデレク・ジーターに夢中になり、そのプレースタイルを真似たという。
プロ入り後は、その憧れの舞台を夢見て着実に力をつけ、2022年にはWBCでも活躍。世界に通用する打者として認められた。
日米の壁を乗り越えて
しかし、大リーグへの道は険しい。文化や環境の違いに加え、日本人選手が苦戦する「日米の壁」がある。
だが、村上にはそれを乗り越える覚悟がある。「大リーグで通用したい。世界で一番の選手になりたい」と語っている。
今後の期待
村上の挑戦は、日本野球界のみならず、世界中の野球ファンからも注目されている。もし大リーグ5000本安打を達成すれば、日本人選手として初の快挙となり、世界の野球史にその名が刻まれるだろう。
村上の偉業への挑戦は、まだ始まったばかり。今後どのような活躍を見せてくれるのか、期待は膨らむばかりだ。