「東京マラソン」史上初!参加者が死亡





1月29日に開催された「東京マラソン2023」で、男性参加者が亡くなったことが発表されました。

これは東京マラソン史上初の死亡事故となります。

警視庁によると、亡くなったのは埼玉県に住む60代の男性で、フルマラソンに参加していました。

男性はレース後半の25キロ付近で倒れ、心肺停止状態で発見されました。

救急隊が駆けつけて蘇生措置を施しましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。

男性の死因は現在調査中ですが、心臓発作の可能性があるとのことです。

「東京マラソン2023」には約3万8千人が参加し、フルマラソンは約3万人が走りました。

これまでも東京マラソンでは体調不良による搬送はありましたが、死亡事故は初めてです。

東京マラソン財団は「参加者の安全確保に万全を尽くしていたが、今回の事故を重く受け止め、再発防止策を検討する」とコメントしています。

マラソンは人気のスポーツですが、激しい運動であるため、参加者には体調管理や無理をしないことが求められます。

また、主催者側にも安全管理の徹底が求められています。