編集部:岩本先生、本日はお時間をいただきありがとうございます。
岩本:いえいえ、こちらこそ。
編集部:さっそくですが、先生のご生い立ちについてお伺いさせてください。
岩本:私は東京女子医大の創設者である岩本義雄の孫娘として生まれました。祖父は貧しい農家の出身でしたが、努力を重ねて東京帝国大学医学部に進学し、後に東京女子医大を設立しました。私は幼い頃から祖父に憧れ、医師の道を志していました。
編集部:東京女子医大に入学された後も、ご活躍されていたそうですね。
岩本:はい。私は医学部を卒業後、同大学病院や民間病院で勤務し、その後、産婦人科クリニックを開業しました。その後、東京女子医大の客員教授に就任し、2010年には理事長に就任しました。
編集部:理事長としてどのようなビジョンをお持ちでしたか?
岩本:私のビジョンは、東京女子医大を「世界で最も優れた女子医科大学」にすることでした。そのためには、最先端の医療技術を導入し、優れた人材を育成し、社会に貢献できる女性医師を輩出する必要がありました。
編集部:そのビジョンを実現するために、どのような取り組みをされましたか?
岩本:さまざまな取り組みを行いました。例えば、最先端の医療機器を導入したり、海外の医療機関との提携を進めたり、優れた教授陣を招へいしたりしました。また、女性の医師や研究者に活躍の場を提供するために、女性活躍推進センターを設置しました。
編集部:しかし、先生は逮捕されることになりました。どのようなお気持ちですか?
岩本:大変悔しい思いと失望感でいっぱいです。私は東京女子医大の発展のために一生懸命働いてきました。しかし、私の行いが誤解され、このような事態になってしまったことは非常に残念です。
編集部:最後に、未来の若い女性医師にメッセージをお願いします。
岩本:若い女性医師たちには、夢を追い続け、決して諦めないでほしいと思います。医学の道は決して簡単な道ではありませんが、やりがいのある素晴らしい仕事です。女性医師として社会に貢献できることは、とても誇らしいことです。
岩本絹子氏は、逮捕後も東京女子医大の発展に尽力し続けたいという強い意志を示されました。今回の騒動が彼女の夢を阻むことなく、再び東京女子医大を世界トップレベルの医科大学へと導いてくれることを願っています。