林家木久扇～噺家ってなんですのん？～

落語って、知っとるかいな？
わしも若い頃はようわからんかったんや。
でも今は、これがまた面白いんや！
ワシは林家木久扇と申す。落語家や。
落語家ってのは、ひとりで舞台に立って、落語という話をしゃべる芸人や。
話の内容は、昔話だったり、日常の出来事だったり、おとぎ話だったり。
ようするに、何でもありやねん。
ワシは落語をしゃべる時、こんな風に始めるんや。
「噺家ってなんですのん？」
「わいは落語家や。落語家ってのは、人のおもろいもんばっかり見て、それを面白いようにしゃべって、お金をもらう商売や。」
これ、ほんまの話や。
ワシら落語家は、人のおもろいもんばっかり見て、それを面白いようにしゃべってるんや。
それが、この落語というもんや。
落語ってのは、江戸時代からずっと続く伝統的な芸やねん。
昔は、庶民が気軽に楽しめる娯楽やったんや。
だから、落語は庶民の生活に根ざした話が多いんや。
今は、テレビや映画に押されて、落語を聴く人は少なくなってきてるかもしれん。
でも、ワシは落語を若い人ににもっと知ってもらいたいと思ってるんや。
落語ってのは、ほんまに面白いんや！
ワシは、落語を聴いて、何百回笑ったことか。
落語は、笑うために生まれた芸やねん。
だから、もし、落語に興味があったら、ぜひ一度聴きにきてほしいんや。
きっと、面白いと思うでぇ。
あと、ワシの落語は、ちょっとエロいのが特徴や。
「木久扇節」て言うんやけど、ワシの落語は、ちょっと下ネタが多いんや。
でも、それがまた面白いねん。
ワシは、落語を「笑い」と「エロス」の融合やと思ってるんや。
笑いあり、エロスあり。それが、ワシの落語や。
ぜひ、一度聴きにきてや。
きっと、面白いと思うでぇ。