海に眠るダイヤモンド




皆さん、想像してみてください。目の前に広がるのは、海に浮かぶダイヤモンドのような島。その島には、かつて大勢の若者が希望に胸を膨らませて移住し、それぞれの物語を紡いでいました。そんな島が、やがて時が経ち、廃墟と化していく。そう、その島の名は「軍艦島」です。

いにしえの若者たちの青春

舞台は1955年。軍艦島に暮らす若者たちは、最盛期に5000人を超える人々が生活していました。その一人、伊佐山徹(神木隆之介さん)は、炭鉱で働く青年。彼は、夢に満ち溢れ、仲間たちと毎晩のように浜辺で歌い、笑い合っていました。

しかし、時代は急速に変化します。石炭産業が衰退し、軍艦島は過疎化が進みます。徹と仲間たちは島を離れ、東京へと移住していきます。そして、時は現代。東京で暮らす孫娘の玲央(杉咲花さん)は、祖父が残した手紙から祖先の物語を知ることになります。

時代を超えた愛と絆

徹と玲央の物語は、海を越えてつながっています。軍艦島で思いを寄せていた初恋の人、恵美(土屋太鳳さん)との切ない愛。家族の絆、友人との友情。70年という時を超えて、愛と絆の物語は脈々と受け継がれていきます。

軍艦島という舞台

軍艦島は、長崎県の沖合に浮かぶ島で、かつては炭鉱で栄えました。その独特の景観から「東洋のポンペイ」とも呼ばれ、今は世界遺産になっています。ドラマでは、実際の軍艦島がロケ地として使用され、圧倒的なスケール感で描かれます。

このドラマは、時代を超えた愛と青春、そして家族の絆を描いた、心温まるヒューマンラブストーリーです。ぜひ、毎週日曜よる9時にTBS系で放送される「海に眠るダイヤモンド」をお見逃しなく!