海に眠るダイヤモンド 最終回

時は1945年、太平洋戦争末期。日本軍兵士の鉄平は、長崎県の端島（通称・軍艦島）で特攻隊員として出撃を待つ身だった。そんな中、鉄平は、島に避難してきた若き教師の朝子と出会い、二人は恋に落ちる。しかし、戦争は彼らの愛を打ち砕き、鉄平は出撃の日を迎える。そして、鉄平を乗せた飛行機は消息を絶つのだった。

70年後の2015年。現代の東京で暮らす玲央は、鉄平に似ているという理由で、端島に遺された鉄平の遺品を整理するボランティアに選ばれる。玲央は作業を進めるうちに、鉄平と朝子の秘められた愛の物語を知り、次第に鉄平に感情移入していく。そして、ある日、玲央は時空を超えて朝子と出会う。玲央は朝子に、鉄平との愛を語り、その思いを伝えようとするが、果たしてその想いは届くのか？

戦争によって引き裂かれた男女の愛を描く、感動の物語。時空を超えた愛の形とは？

鉄平が朝子に贈ったガラス細工の指輪のこと。朝子が亡くなるまで身につけていた。

• 玲央と朝子の出会い
• 玲央が鉄平に感情移入していく過程
• 玲央が朝子に鉄平の愛を伝えるシーン

• 鉄平の出撃と消息不明
• 朝子が鉄平との愛を失った悲しみ
• 戦争によって多くの命が奪われたこと