猪口議員、都議選で失言?




自民党の猪口邦子参議院議員が、東京都議会議員選挙の応援演説で、失言をした可能性があると話題になっている。
猪口議員は2023年6月25日、東京・足立区で行われた応援演説で、「自民党は保守政党なので、保守的な政策をやっていきたい」と述べた。しかし、この発言が「差別的だ」と物議を醸している。
保守的な政策とは、伝統的な価値観や社会規範を重視する政策を指すことが多い。しかし、この場合、「保守的」という言葉が特定のグループや個人を排除したり、差別したりすることを正当化するために使われていると解釈される可能性がある。
この発言に対して、野党議員や市民団体から批判の声が上がっている。立憲民主党の福山哲郎議員はツイッターで、「これは差別的な発言だ。自民党は即刻謝罪し、猪口議員を処分すべきだ」と投稿した。
市民団体「反差別国際運動」も声明を発表し、「この発言は、特定のグループに対する差別を助長するものであり、断固として非難する」とした。
一方、自民党は猪口議員の発言を擁護している。自民党幹事長の茂木敏充氏は記者会見で、「猪口議員の発言は、自民党の基本政策を述べたものであり、差別的な意図はなかった」と述べた。
この問題は今後、都議選の争点の一つとなる可能性がある。