今回は神奈川20区について考えてみようと思います。この選挙区は、相模原市南区と座間市の2市を合わせたものです。2022年の選挙区割り変更によって新設されたため、まだ歴史は浅い選挙区です。
現職議員は立憲民主党の大塚さゆり氏です。大塚氏は元相模原市議会議員で、2021年の衆議院議員補欠選挙で初当選しました。前回の衆院選では、自由民主党の甘利明氏を破って再選を果たしています。
甘利氏は自民党のベテラン政治家で、元幹事長や元経産大臣などを歴任しました。しかし、前回選挙では金銭授受問題が響き、落選しています。甘利氏はその後も政界引退を表明しましたが、その後撤回しています。
神奈川20区は、自民党と立憲民主党の接戦区と見られています。甘利氏が不出馬となれば、自民党は苦戦を強いられる可能性があります。一方で、大塚氏は前回選挙で僅差で勝利しており、安定した支持基盤を築いています。
今回の衆院選では、この選挙区の行方が注目されています。自民党が甘利氏に代わる有能な候補者を擁立するか、立憲民主党が大塚氏の優位を維持するかで、選挙の結果が大きく左右される可能性があります。
みなさんは神奈川20区の情勢をどうご覧になりますか?ぜひご意見をお聞かせください。